伊豆松崎 とんび農園

はじまり
「自給」から始まる、嘘のないものづくり
1998年、私は農林水産省での職を辞し、「食べるものは自分の手で作りたい」という信念を胸に、松崎町へ移住しました。とんび農園の原点にあるのは、家族が安心して食べ物を口にできる、豊かな食卓をつくりたいという想いです。
20年以上にわたり、農薬や除草剤、化学肥料を一切使わず、自然のサイクルに寄り添う農業を続けてきました。自分たちが本当に納得できるものだけを育てる――その誠実な姿勢こそが、澄み渡るように力強い、作物本来の味わいへとつながっていると感じています。

新しい出会い
地域の風土を醸す「松崎レモングラス」
松崎の温暖な気候を活かして育てているレモングラスは、今では町の新しい特産品の一つとなりました。私は地域の仲間とともに「伊豆松崎レモングラス工房」を立ち上げ、耕作放棄地の活用にも取り組んでいます。
静岡に受け継がれてきた製茶の技術を応用し、低温でじっくりと時間をかけて乾燥させた茶葉は、驚くほど香り高く、透き通るような黄金色が特徴です。一口味わっていただくと、松崎の爽やかな風と太陽のエネルギーが、体いっぱいに広がっていくのを感じていただけると思います。

本当の安心
未来へつなぐ持続可能な暮らし
私の活動は、農作物をつくることだけにとどまりません。「松崎稲作塾」の塾長として、移住を考えている方や地域の子どもたちに、土に触れ、命を育む喜びを伝える取り組みを続けています。
また、古代米の栽培や加工品の開発、さらにはグリーンツーリズムの推進など、多角的なアプローチを通して、「農のある持続可能な暮らし」を自らの手で形にしてきました。とんび農園のプロダクトを手に取っていただくことは、松崎の美しい景観と、次世代へと受け継がれていく豊かな農の営みを応援していただくことにもつながっていると考えています。
フィルター














