フランボワーズ

はじまり
甘い記憶が導いた、菓子づくりへの道
お菓子を口にした方の表情がふっとやわらぐ瞬間に、私は何度も心を動かされてきました。特別な日だけではなく、何気ない日常の中にも小さな幸せを生み出せることが、菓子づくりの魅力だと感じています。素材の香りや食感、温度や口どけに向き合いながら、季節を映す一皿を届けたいという思いが、この道を選んだ原点です。松崎町の穏やかな風土と出会い、豊かな果実や人のあたたかさに触れたことで、ここで店を構え、地域とともに歩む決意がより確かなものになりました。

菓子づくりへの思い
素材の声に耳を澄まし、心ほどける時間を届けたい
旬の果物や地域の食材と向き合うとき、私はまず素材そのものの個性に耳を澄まします。甘みや酸味、香りの強さを見極め、過度に飾ることなく、その魅力が自然に伝わる仕立てを心がけています。華やかさだけでなく、どこかほっとする味わいを大切にし、世代を問わず安心して楽しんでいただけるお菓子を目指しています。店を訪れてくださる方にも、遠くから応援してくださる方にも、ひと口ごとに心がほどけるような時間を届けられることが、私にとって何よりの喜びです。

未来にむけて
松崎という土地とともに、味わいを未来へつなぐ
海と山に囲まれた松崎町は、私の創作の原点であり続けています。この土地で育つ果実や農産物の魅力を、お菓子というかたちで表現し、地域の豊かさを静かに伝えていきたいと考えています。旅の途中に立ち寄ってくださる方の思い出の一部となり、地元の方の日常の楽しみにも寄り添える存在でありたい。その積み重ねが、松崎という土地の価値を未来へとつなぐ力になると信じています。地域とともに歩みながら、変わらぬ想いで菓子づくりを続けていきます。





