松崎工房:小さな工房 IZU*IRO

はじまり
暮らしの中から芽生えた、手仕事への想い
もともと自然の中で過ごす時間が好きで、写真を通して風景や季節の移ろいを記録する日々を送っていました。その中で、身の回りの道具や家具など、日常生活を支える「もの」の存在に意識が向くようになり、自分自身の手で生活の道具を作りたいという思いが芽生えました。既製品ではなく、自分の暮らしに合った形や大きさ、使い心地を追求するうちに、木工の魅力に惹かれ、本格的に制作を始めるようになりました。自然の中で得た感覚や視点を大切にしながら、日常の延長線上にあるものづくりを続けています。

日々のおもい
使うほどに育つ、木との対話を大切に
私の制作において最も大切にしているのは、「長く使い続けられること」です。手に取ったときの触感や、使い込むことで生まれる色の変化、木目の表情など、時間の経過とともに道具が育っていく過程を楽しんでいただきたいと考えています。そのため、素材選びから仕上げまでを丁寧に行い、日常使いに適した強度や使いやすさにも配慮しています。生活の中で自然と馴染み、気づけば手放せない存在になっている——そんな道具を目指して、日々木と向き合いながら制作を続けています。

これから
伊豆の風土とともに歩む、これからのものづくり
松崎町、南伊豆町という土地は、海や山に囲まれた豊かな自然環境と、手仕事の文化が息づく場所です。この地域で制作活動を行うことは、自然からの恵みを日々感じながら暮らすことそのものでもあります。松崎工房を拠点に活動することで、地域の作り手たちとの交流や展示の機会にも恵まれ、ものづくりを通して人と人がつながる場面を多く経験してきました。これからも、この土地の風土を感じられる作品を生み出しながら、地域に根ざした手仕事の価値を伝えていけたらと考えています。





