sanpomichi

はじまり
心身を癒やした一杯のハーブ
もともと植物が大好きで、暮らしの中にハーブを取り入れていましたが、本格的に向き合うようになったのは、私自身が体調や心のバランスを崩した時に、一杯の温かいハーブティーに深く救われたことがきっかけでした。植物の力で心身が整っていく感覚に感動し、「この心地よさを、もっと多くの人に伝えたい」と思うようになったのです。
松崎町で、耕作放棄地となっていた場所を耕し、自分の手で土に触れ、種をまくことから始めました。また、地域の宝である棚田の保全活動にも携わり、泥にまみれて土を耕す中で、自然のサイクルに身を任せる心地よさを実感しました。機械的な効率よりも、手間暇をかけて植物の声を聞く手仕事の価値を再確認し、現在のSanpomichiの形に辿り着きました。

日々のおもい
自然の恵みに寄り添う日々
ハーブは収穫する時間や天候、乾燥の具合で香りの立ち方が全く異なります。そのため、一番良い状態を見極めて手摘みし、色や香りを損なわないよう低温でじっくりと乾燥させています。
お客様から「この香りを嗅ぐとホッとする」というお声をいただくたびに、自然からいただいた恵みを丁寧にお繋ぎすることの喜びを噛み締めています。一杯のティーカップの中に、松崎の豊かな生態系と、私自身の情熱を注ぎ込むことが、日々の活動の原動力です。また、ハーブティー作りだけでなく、棚田の手伝いなどを通じて「土地を健やかに保つこと」も私の大切な使命だと感じています。

これから
ハーブが香る「さんぽみち」の未来
この地で育ったハーブを、自らの手で摘み取り、かごいっぱいに抱える。そのひとつひとつに、松崎の風や土のぬくもりが宿っています。私にとって、この営みこそが創作の原点です。
一杯のハーブティーを通じて、自然とともにある暮らしの豊かさを伝えること。その積み重ねが、地域の未来へと続く道を静かに育てていくと信じています。





