WILD WEST(店舗、業務用販売のみ)
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はじまり
西表島で学んだ「生きるための術」を松崎で
狩猟との出会いは、移住前に暮らしていた沖縄・西表島にありました。そこでは島の人たちが当たり前のように猪を獲り、生活の一部として命をいただいていました。そのスタイルに強く惹かれ、移住先の松崎でも「自然の恵みを暮らしに混ぜ込みたい」と考えたのが始まりです。
松崎は冬になると強い西風が吹き、海に出られない日が多くなります。その時期、山では猟期が始まります。海の仕事ができない時間に、山の恵みをいただく。この土地の自然のリズムに合わせて生きようと決めたとき、自ら解体施設を立ち上げ、未利用資源だったジビエを価値ある食材へと変える挑戦がスタートしました。

いただきます
命への敬意と「毎日を楽しむ」という情熱
私が最も大切にしているのは、命に対する真摯な姿勢と、自分自身が日々を楽しむことです。山で命をいただく以上、一滴の血、一切れの肉も無駄にせず、最高に美味しい状態で誰かに届けることこそが、猟師としての最大の供養だと信じています。
「スローライフ」という言葉がありますが、私の現実は肉体労働の連続です。しかし、雨の日に道具をメンテナンスし、晴れたら海や山へ行く。そんな嘘のない暮らしの中で、自分が納得できるクオリティの肉を仕上げることに、何にも代えがたい喜びを感じています。私が楽しみながら向き合った「命の輝き」を、ぜひ味わっていただきたいです。

これから
未来への思い:半径10kmの「天国」を次世代へ
松崎町は、海からわずか数キロで深い山へと繋がる、釣り人や猟師にとっての「天国」です。「何もない」と言われることもありますが、ここには生きていくために必要なすべてが揃っています。私はこの町で、単なる移住者ではなく、土地の資源を循環させる役割を担っていきたいと考えています。
未来に向けて、このジビエの活動が地域の農業を守る一助となり、さらには「松崎に行けば最高のジビエがある」と言われるような文化を作ることが目標です。自分の手で仕事を作り、自然と共生する楽しさを背中で見せることで、この美しい町と豊かな食文化を次世代へと繋いでいきたい。松崎の山から、新しい感動を届け続けます。


